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荒木田土はメダカの飼育に有効!?メリットとデメリットは?


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 荒木田土って知ってますか?ガーデニングなどで使用される、簡単にいうと日本の田んぼの土ですね。この荒木田土なんですが、 メダカの飼育時、使用方法によってとても有効に使える場合ととても厄介なことになってしまう場合があります。それでは荒木田土の性質と、 有効な使用方法を考えていきましょう。


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1.荒木田土ってどんな土?

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 先ほども簡単には書きましたが荒木田土とは俗に田んぼで使われているような土で腐植質や微生物などの大量の栄養素を含んだ主に関東地方の田土です。 そのため、稲などはその栄養素をぐんぐん吸い上げ元気に成長していきます。栄養分が満点な為、田んぼでもいろんな生き物が生息できます。 赤玉土などに比べても水もち、肥料もちがよく睡蓮などを育成する際や水稲栽培、ビオトープ作りなど様々なところで活躍してくれます。 有効に利用すればミジンコの発生なども促してくれるはずです。

2.荒木田土についての勘違い

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さて、先ほどまでの説明だけ読んでいると、まるで完璧な低床・底砂のような気すらしてきますがよく勘違いされているところもあります。 先ほどビオトープ作りなどにも使用されるということを書きましたがもちろんそれは万能ではなく使用方法に注意しなければいけません。 よく田んぼの土、自然の土である荒木田土には水質浄化の作用が期待できるということを言われていますがもちろんそれも間違いとは言えませんが、 多くの場合逆に水を汚す原因になることのほうが多いでしょう。詳しくは次の荒木田土を使用するメリットとデメリットで説明しています。

3.荒木田土の大きなメリットとデメリット



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   それでは先ほどの続きとなりますので先にデメリットから説明していきます。 まず、荒木田土で水質浄化されるという意見ですが、土に住み着いた微生物やろ過バクテリアが 水質を浄化するという点では間違いではないでしょう。ですが実際、自然での水質ろ過の順番は 雨などが地表に降り注ぎ何重にもなる大地の層をろ過フィルターとして通ってきた水が湧き水として現れるから 湧き水はあんなに綺麗なわけで、大地のろ過フィルターを通っていないビオトープやプラ舟、睡蓮鉢の 水が同様の効果を得られるわけはありません。むしろ栄養素抜群、植物の肥料や微生物発生のもとになる腐植質という性質も その栄養素を吸収できるような稲のような存在がなければ栄養過多になり水を早く濁らせる原因になります。

水田の水が綺麗にみえる、綺麗に保たれているのは大量の稲がみっちりと植えられ、常に養分を吸い上げ適度に直射日光を遮っている為です。 さらには水田は水替えもありますし雨も降り注ぎますので、もちろんろ過バクテリアの効果もあるとは思いますが、むしろ違った要素で綺麗になっているのです。 そういうわけですので荒木田土を使用した容器を日当たりのいいところにおいておくという行為はただ、藻類を繁殖させたり、 さらに栄養過多を促進して水質環境を悪化させているだけという言い方もできます。

 ではメダカ飼育で荒木田土を使用するというのはまったくの間違いなのかと言われるともちろんそんなこともなく メリットもたくさんあります。まずは、ミジンコなどを発生させやすいと先ほども書いたように、微生物などを発生させやすい為、 メダカやミナミヌマエビヒメタニシなどを繁殖・飼育するには都合のいい環境にもできるのです。もちろんそれは 微生物などが繁殖して生体のいい餌になるということです。飼育容器の置き場所を考えて直射日光が長くあたらない場所など ベストな場所を実験してみるのもいいでしょう。ですが結局、コケが生えやすく、さらには荒木田土に最初から混入している 雑草などの種が成長してくることもありますのでなかなか手間がかかります。場合によってはメダカの天敵となるヤゴなどの水生昆虫に好まれるということもあります。 ヤゴの色はまさに、この荒木土の保護色といってもいいくらいヤゴは見つけづらくなります。 こういった荒木田土の特性からメダカエビタニシなどの貝など繁殖、稚魚・稚貝 、稚エビなどの育成、植物の育成には向いてますが観賞用には難しい低床といえます。

 特に屋内の水槽で使用はおすすめするのは難しいです。理由は濾過フィルターなどが使いづらかったり泥が舞い上がりやすいためです。ドジョウを飼育する場合などには いいようにも思えますが屋内の水槽であれば、当然横見も重要で、低床を魚が泳ぎ回れば細かい泥が舞い上がります。また、濾過フィルターは泥を吸い込みやすい為、 よほどまめなフィルター交換や清掃でもしない限りは使用しても効力をはっきしづらいです。

4.まとめ

 いかがでしたか?荒木田土は自然に存在するメンテナンスフリーのただ便利な低床のような感じがしますが、 その使い方は思った以上に奥が深く難しいのです。 水替え頻度や設置場所、使用方法のバランスが思ったようにとれれば、ある意味、屋外飼育の最高の低床・底砂にすることができるかもしれません。 実際、いろいろな手法で荒木田土をうまく使っている方もいますのでメダカ飼育上級者などは挑戦してみてどうでしょうか? 思ってもいなかったようなうれしい効果が期待できるかもしれませんよ。


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