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まずは水道水のカルキ抜き!(塩素)メダカや熱帯魚の飼育水のカルキ(塩素)抜きの方法や時間は?


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 熱帯魚やメダカ・金魚などあらゆる魚を飼育するためにはカルキ抜きは必須ですね。(正確には現在ではカルキは入ってなく塩素抜き)ということでその方法と役割を解説します


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カルキ抜きの方法やカルキについてのコンテンツ



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1.なぜ水道水のカルキ(塩素)抜きをするの?

ポイント:カルキ抜きをもっていると何かと便利!


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 さて、なんでメダカを飼育するのにせっかく水を綺麗にしてくれている水道水のカルキ(塩素)抜きをしないといけないのでしょう? そもそもカルキを水道水に入れている理由は細菌を消毒する為です。(一見綺麗なに見える井戸水や川の水はすぐに飲めそうですが消毒されてないので・・・・) 消毒されてるんだからメダカや観賞魚にもいいでしょ?と思うかもしれませんが 人間にとっては微量のカルキはただの消毒ですが塩素に対する抵抗力が弱いメダカや魚類、エビ類等にとってはエラから取り入れられた塩素で命を落としかねないほど有害です。

というわけでメダカの飼育水=カルキ抜きした水というのは絶対条件です。 水の綺麗な地域ではカルキ抜きしなくても大丈夫なこともありますが、一般的に生体のことを思えばカルキ抜きはやっておくべきです。カルキぬきした水道水は細菌が入っていない為メダカ飼育をスタートするには非常に有効な水となります。 実際のところは、正確にいうとカルキ=塩素と思われていますが、この二つは別モノです。このことについては、後半に詳しく記述してみましたので興味がある方はぜひ、最後までご覧ください。



2.水道水のカルキ抜きの方法、カルキ抜きの時間は?

 一般的に認知されているのは汲み置きして放置しておく方法です。屋内なら2~3日、屋外なら6時間以上日中に太陽光を当てながら行うことなどと言われています。 (塩素の濃度などは地域や季節により差があると思われますので当店では屋内でも屋外でももっと長い時間をかけて汲み置きしていますが・・・・) 確かに水道水でも高架タンクや水道管の中で一日経過したぐらいでカルキが抜けてしまっては、殺菌効果という意味では全然役に立ちませんね。 塩素の中和剤(ハイポなど)を使用すればすぐに終わりますが用意していない場合は確実にカルキ抜きをおこないましょう。

よく勘違いされそうなカルキ抜き方法ですが、例えば煮沸する場合など、沸騰するとカルキがトリハロメタン(トリハロメタンは有害です)に変わり気化されて蒸発していくようですが、 この方法だとかなりの長時間にわたりトリハロメタンの除去のための沸騰を続けなければなりません。もちろん水に含まれるミネラルなども壊れていきます。ですのでこれは現実的ではないですね。 ビタミンCを入れると塩素を中和できるという方法もありますがただ大量にビタミンCを投入すればいいというわけでもないのでこれもなかなか難しいです。

やはり水道水の汲み置きか中和剤(ハイポなど)によるカルキ抜きにたどりつくことがほとんどです。残留塩素を調べるのにオルトリジンなどの試薬を使えば残留塩素が分かりますが それを調べるくらいなら素直にカルキ抜きを使った方がいいような気もしますね。記事の下部カルキ抜きの実験やカルキ抜きの方法についての参考動画がありますのでご覧ください。 わかりやすく説明してくれています。





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 水道水の汲み置きや中和剤を使えばとりあえず魚に対して無害な水はできます。なら最初からミネラルウォーター買えばいいでしょと思うかもしれませんがそういう問題でもありません(笑) なぜなら、例えカルキを抜いてもミネラルウォーターのように細菌がいなくてもメダカや観賞魚を飼育する水に必要な水を綺麗な状態にたもつバクテリアがいません。よく水換えするときに水換えの量は 水槽の三分の一ずつとかろ過フィルターや低床を水道水で洗ってはいけないというのはこのバクテリアを殺さずに残す為です。 (もちろん生体に対する急激な水質の変化によるPHショックなどを減らす為に、全てのの水を一度に入れ換えないという意味もあります)

このバクテリアの存在の有無でメダカ飼育の難易度が大きく変わってきます。このバクテリアの元などもアクアリウム用品として販売されていますので試してみるのもいいでしょう。 もちろんなくても低床(底砂)などをしいていればろ過バクテリアが住み着いてくれますが、そのバクテリアが繁殖する前の期間に水質が悪化してしまえば、生体に直接害を与え、 成体は死んでしまうかもしれません。 また、バクテリアの住みやすい低床やろ過フィルターがない環境では見た目は透明で綺麗な水でも有害な物質がたまってしまいがちです。 水草などはこの生体に対して有害な物質を吸収してくれるので大変有効ですがそれでも限度がありますので水換えの時期は訪れます。 見た目がきれいだから大丈夫と安心せずに魚の体調を観察することも大事です。

4.メダカのカルキ抜き参考動画

カルキ抜き


テトラ (Tetra) アクアセイフ プラス 1000ml
ポイント:いろいろな観賞魚で使えるのでこれ一本だけでも便利です!

5.水草にカルキ抜きは必要?興味深い実験結果

さて、水道水に含まれるカルキはメダカに限らず生体にダメージを与えることは、分かっていただけたと思いますが、それでは水草に対してはどうなんでしょうか? 陸上で育てる園芸や農園でもカルキ抜きしない水道水を与える場合があるので水草はカルキ抜きしてなくても大丈夫なんじゃないか?と思いますよね?下の動画で 実験してくれていますが、結論からいうとやはり、水草にはカルキ(塩素)は、影響するようです。

水中の水を良い環境に保つバクテリアを死滅させて水草に悪い影響を与えるというのもあるようですが、単純に塩素が水草を痛めるということがあるようです。 確かに濃いカルキ(塩素)は、よく考えると人間にも影響があるのに、水にずっと浸かっている人間よりも繊細な水草に影響がないかも!とかそんなわけないですね。 下の動画の実験結果を見てみるとやっぱりなあという感じですね。





6.本当はカルキ抜きではなく塩素抜き?そもそもカルキとは?

 一般的に水道水のカルキ抜きとういうことは、水道水の塩素を抜くことだと思われていますが正確にいうと少し違います。まずは、カルキというものはどういうものを 指すのかというとカルキは(次亜塩素酸カルシウム)で消石灰に塩素を吸収させたものでプールの消毒に使われることの多い白い錠剤を思い浮かべてもらえると良いでしょう。

次に塩素は気体であり、漂白力や殺菌力の強いものだというのはなんとなくわかっていただけると思います。 ちなみに、酸性のものと混ぜると発生する塩素ガスは毒性を持ち危険です。よく洗剤に書いてある混ぜるな危険!というあれですね。

さらに、次亜塩素酸ナトリウムというものもあり、そちらは水酸化ナトリウムと塩素で作られています。家庭用の洗剤などではブリーチやハイターという名称でも知られています。 どれも、消毒には使用されるものですが、実は現在は水道水にカルキは使用されていなく、水道水のカルキを抜くという言葉は、正しくいうと間違いなんです。 ですので観賞魚のカルキ抜きは、ほんとうは塩素の中和剤などと呼ぶほうが正しいはずですが、昔の名残りからか、消毒=カルキというイメージからか現在でも 水道水の消毒の総称のような使い方でカルキ抜きと呼ばれていることが多いのです。

 水道水が乾いたときに白く残るものがカルキなんだ!と思うかもしれませんが、あれは、俗にいう水垢とされるもので、 その成分は、水道水に含まれているマグネシウムやカルシウムなどの成分が固まって残ったものなので実際は、塩素やカルキとは違うものです。

ちなみに、下の浄水器は人間用ですが、すごく評価がいいのでついでに紹介してみました。そのうえ30日間返金保証までついてるみたいなので興味ある方は試してみるのも いいかもですよ(^^





 いかがでしたか?初心者の方は少しは仕組みを理解できましたでしょうか?思いついたことがあればこれからも更新していきますのでよかったまたみてくださいね(^^)/グリーンウォーターなどに関しては ほかのコンテンツで紹介していますのでそちらも合わせてご覧ください。メダカとグリーンウォーターの関係!メリットとデメリット!参照


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