まだ捨てないで!発泡スチロールは優れたメダカ飼育容器
メダカの配送や魚の配送などでよく使われる発泡スチロール。だいたいの場合は中身のものを取り出したらすぐにゴミ・・・なんですが メダカ飼育者の場合はちょっと違います。
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1.発泡スチロール飼育のメリット
発泡スチロールは飼育容器としても優れているという話しですが、まずはどういいったところが優れているのでしょう?
少しずつ説明してみましょう。
1.まずはなんといっても安い。新品を購入しても数百円、場合によっては市場やスーパーなどで
無料で手に入れることができます。コストパフォーマンス抜群ですね。メダカの通販時に使用されることも多いのでそちらを利用するのもいいでしょう。
2.とっても軽いし、柔らかい、ガラス水槽などと違って移動も簡単で場合によっては水抜き穴を設けたりするのも簡単です。移動中に
もし割れるようなことがあっても安いものなのでガラス水槽などのように精神的ダメージは大きくないです。スプレーで発泡スチロールを黒く塗るなんてことも
できてしまいます。
3.メダカにとってはこれが本命のメリットだと思いますが、他の水槽やプラ舟などに比べると保温性が高いです。急激な水温変化が
他に比べて起こりにくいです。もちろん真夏に直射日光を浴びれば同じように水温もあがってしまうと思いますが、昼に温まった水温を、
夜まで多少なりとも保温することができます。これは越冬の場合などでも非常に嬉しい特性といえますね。下の写真のような黒い発泡スチロールでメダカの飼育に特化した商品もあります。
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メダカを発泡スチロールで飼育するなら夏がいい?冬?
先程もいいましたが、発泡スチロールをメダカの飼育に使用する際、もっとも期待する性能は先程もいったようにその保温性、断熱性です。配送の時クール便でも発泡スチロールを使う事が多いように、
発泡スチロールは外部との熱を遮断するのに抜群の効果を発揮します。
この効果は夏には水温を上昇を緩やかにする断熱性、冬には水温の下降を緩やかにできると保温性を持っているということです。特にメダカを
屋外飼育しているのなら外気による水温変化をやわらげてくれるということです。したがって、メダカを発泡スチロールで飼育するなら夏がいい?冬がいい?ということなら、
発泡スチロールは夏でも冬でも非常に優れた飼育容器になってくれると答えることができます。
2.発泡スチロール飼育のデメリット
もちろんデメリットが全くないわけでもないのでいくつかあげておきます。まずはその耐久性です。数年は持ちますが、逆にいうと数年でボロボロになります。直接日光を浴びる場所ではとくにそうなることでしょう。 ただ、ボロボロにはなりますがまだ使用可能なものがほとんどで、もともとの価格が安いということを考えれば当然ですね。他にはその保温性というのが裏目にでる場合があるかもしれませんね。 真冬は昼間の温かい水温を少しでも夜に保持して欲しいところですが、真夏の湯だった水を長時間、保温してほしくはないですよね。 やはり使用するメダカ飼育者の利用方法次第というところでしょうか。
3.まとめ
いろいろ書いてみましたがメリットの方が圧倒的に多く、使い方も飼育者次第で素晴らしい飼育容器になってくれることでしょう。 当店でもメダカの発送には発泡スチロールを使用していますのでデメリットで書いた点を注意して是非、発泡スチロールを飼育に利用してみませんか?(*^^*)