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便利な活き餌、ゾウリムシの繁殖・培養!稚魚の餌にも最適です!


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 観賞魚の餌から実験の材料までとても人気で当店でも販売しているゾウリムシ。ゾウリムシってどんな生物でどんな生態をしているか知っていますか? 培養に挑戦したい方もメダカや金魚などの活き餌として使用したい方もまずはゾウリムシというものがどんなものか知っておきましょう。


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1.ゾウリムシとは?

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 まずはゾウリムシとはどんなものか知っておきましょう。その名前の由来は顕微鏡などで拡大してみるとわかりますが草履(ぞうり)のように 見えるその姿からきています。、動物的単細胞生物の一群である繊毛虫のなかの1種でゾウリムシ属に属する種のことを指していて ゾウリムシは単細胞生物のなかでも有名な生物です。

2.ゾウリムシの生態について

 主な生息域は水田や池や沼などの淡水域、なかでも流れの少ない止水域に生息していて、単細胞生物ですが繊毛を使った遊泳力・移動力が高く螺旋状に回転しながら泳ぎます。 ゾウリムシは主に真正細菌(しんせいさいきん:バクテリア)を餌としています。肉眼では目の良い人ならやっと存在を確認できる程度の大きさです。

3.ゾウリムシの特徴

ゾウリムシ

 わかりやすい特徴でいえばその名のとおり草履の形・スリッパの形をしていることです。ゾウリムシは真核単細胞生物であり、一つの細胞の中に「大核」と「小核」とよばれる 2つの核があり細胞のまわり一面には繊毛と呼ばれる毛がはえています。後でまたでてきますが接合と呼ばれる生殖方法も特徴的で生物の実験にはもってこいの要素が詰まった生物です(笑)



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4.ゾウリムシの生殖

 ゾウリムシは無性生殖による分裂でも殖えることができ(分裂の限界は種にもよりますが700回程度・接合を行うことでさらに700回と延々と増えていきます・・・)体軸方向の前後の部分に分かれるように分裂します。 もう一つの有性生殖は先ほど少しでてきた接合と呼ばれるものですが、これは環境が悪化すると2つの個体の間で接合を行うことから 遺伝的に多様になるという意味も含んでいるようです。接合はゾウリムシの雄雌にあたる2個体間でおこなわれますが、 説明もとても複雑なので接合について詳しく知りたい方はこちらをご参考して下さい。

5.ゾウリムシの繁殖・培養の方法

たくさんのゾウリムシ

 さて、難しい生殖方法の話はさておき、単純にゾウリムシを繁殖・培養させる方法をあげておきます。もちろん、前述したようなゾウリムシの繁殖・生殖の概念など理解しなくても ゾウリムシを増やすことは誰でもできます。それでは、培養方法・増やし方を説明してみます。餌にできるものはいろいろあるようですが当店では主に、米のとぎ汁や「強力わかもと」の錠剤を使用しています。 もちろん培養するからには培養元となるゾウリムシが必要です。

購入すると割高に感じるゾウリムシですが、エサとして使用するなら、 どんどん繁殖ができる為、非常に安くて栄養価も高く効率的な稚魚のエサになってくれるはずです。 よろしければ当店でもゾウリムシを販売していますのでご利用ください。

さて、培養方法ですが、ゾウリムシの培養はとても簡単でペットボトルに培養元となるゾウリムシを入れて後は、先ほど言いましたように、 米のとぎ汁や「強力わかもと」の錠剤を入れるだけでゾウリムシは簡単に増殖・繁殖をさせることができます。設置場所は室内で約15〜25℃程度あれば問題なく (室内ならあまり気にしなくていいと思いますが)ペットボトルに蓋をして置いておきましょう。

ペットボトルの蓋を緩めておくことでゾウリムシに必要な酸素を供給することができます。その場合はアルミホイルなどで 雑菌が入らないように蓋のまわりを覆っておきましょう。当店ではペットボトルの蓋を締めていますがその場合は数日に一回、 酸素供給のために、ペットボトルを振るようにしています。(当店でゾウリムシをお買い上げいただいた方には 繁殖方法を記したプリントをつけています)

ゾウリムシの培養に光はほとんど関係しないので水温が安定しやすい 暗い場所に置いておくといいでしょう。数日もあれば水面近くに白い膜がはってゾウリムシが見えてきます。 (肉眼では白いモヤモヤしているものがいるのが分かる程度で形はわかりません(目がいい人がじーっとみれば、なんとなくゾウリムシのシルエットは見えるはず)、虫眼鏡で見てみると細長い形をしているのがわかるでしょう) ゾウリムシの全滅を防ぐためにも常にペットボトル数本分は常にゾウリムシをストックしておくことをおすすめします。

6.ゾウリムシを活き餌として活用する

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500mlボトル 2本セット
500ミリリットル

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 それでは増やしたゾウリムシをメダカや金魚などの活き餌として活用してみましょう。 特に死にやすい稚魚の時は体の弱い小さな時期から、早く大きく成長させるために大変役立つメダカの飼育にはとても 有効な餌になります。もちろん、その後の生存率も大きく変わってくるとはずです。ゾウリムシの繁殖を難しいと思う方ならもちろん 通常の稚魚用の粉餌でも構いませんが、どうせならより栄養価の高い活き餌に挑戦してみてください。

ゾウリムシは稚魚ではなく成魚でも(成魚には物足りないと思いますのでミジンコの方がおすすめですが)喜んで食べてくれます。与え方は簡単でペットボトルの水ごと飼育容器に垂らしてもいいですし、 水質が気になる方はすポイントなどで少量ずつ与えるのもいいでしょう。(当店では稚魚の餌にする場合ペットボトルの水を直接垂らしていますが何も 問題ありません)当店で販売しているミジンコと合わせてぜひご利用ください。



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7.ゾウリムシを観察してみよう

 肉眼ではほとんど形がわからないゾウリムシですが下の写真のような安価なミクロモンスター LED内蔵ズーム顕微鏡&調査キット (科学と学習PRESENTS)などを使えば 簡単にその姿を観察することができます。

当店で販売しているゾウリムシも虫眼鏡やこういったものを使えば水中を泳いでいるのがわかるはずです。肉眼でみてもモヤモヤしたものやゴミなのかなぐらいにしかみえないので、もしゾウリムシを自家繁殖してみて本当に繁殖が成功にしているのか 不安な場合などは一度覗いてみるのも良いでしょう。



7.まとめ

 いかがだったでしょうか?ものすごく簡単な説明になってしまいましたがゾウリムシについて何かの役に立てていただければ幸いです。 もっと詳細を知りたい方は当方も参考にしたようなページがWeb検索ではたくさんヒットしますので調べてみるのもいいと思います。


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