メダカのオスとメス(性別)の見分け方(動画あり)繁殖を狙うなら必読!
メダカは上からみてもオス(雄)かメス(雌)か区別がつきにくいですよね。でも横からみてみると違いがいろいろあるんです!(^^)! メダカを飼育しているのなら是非、知っておきたい知識です。それではどうぞ~!
メダカのオスとメス(性別)の見分け方のコンテンツ
1.メダカのオスとメスの違いはどこで見分ける?
最初に、簡単にメダカのオスとメスとの見分け方、体型の違いについて説明すると、メダカも他の魚類と同じようにオスの体はシャープでヒレなども大きく、メスの体は、オスと比べてみると
全体的なシルエットでもオスより丸みを帯びていることがわかります。
特にオスにはメスに向けてヒレを広げてアピールしたり、縄張り争いをしたり、交尾の時にメスを抱き込んだりといったといった行動を
とるのでヒレが大きかったり長かったりします。簡単に雌雄の違いを言うとこんな感じですが、メダカには普通体型や改良品種ならではの光体型という体型が存在するので、各々の種類の
オスメスの違いについてさらに詳しく紹介してみます。
2.普通体型のオスメダカ
それではメダカのオスとメスの見分け方ですがまずは普通体型のメダカからいってみましょう。
普通体型のメダカというのは従来より日本の河川や田んぼ・池などに生息しているメダカの体型で、簡単に言えば、背びれと尻びれの形が違い、背中にグアニン色素という(シルバーのキラキラした色素)が
のっていないメダカです。
さっそくその普通体型のオス・メスの見分け方というと▲の写真を見て頂ければわかるかと思いますが背びれ・尾びれの付け根に一箇所欠けるように切れ込みが入っています。メスのメダカには
この切れ込みのようなものが入っていません。またオスとメスではよく見るとヒレの形が違い、オスのほうがヒレの先端がギザギザしていてやや長いです。これは交尾する際に、その長い背びれと尻びれを
使って、メスを包み込む為と言われています。ダルマメダカが交尾が下手で繁殖率が悪いのはこういったことも原因になっています。一般的に体型はオスよりもメスの方が丸みを帯びている
ようにみえますが、よく太っているオスもいますのでなかなかそこでは見分けるのが難しい場合もあります。
なお、オスの方が口が上を向いているという違いもありますが比べないとわからないことから、
見慣れた人の判断材料の1つとして考えたほうが良いかもしれませんね。この点をふまえて次の普通体型のメダカのメス個体をみてみましょう。
3.普通体型のメスメダカ
オスのメダカの項目で記述したように、ヒレでの見分け方はメスの場合、尻びれ、背びれともにオスよりも短く付け根の切り欠いたような切れ込みもありません。メダカのオス・メスが小さいサイズの 時に見分けにくい理由はヒレによる識別が難しいためです。次の項目は光体型のメダカの説明です。
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4.光体型のオスメダカ
まずは光体型のメダカの説明からです。光体型のメダカが普通体型と違うところはまず、背中にはグアニン色素がのってる、背びれ・尻びれの形がおなじような形をしている、尾びれの形がひし形のような 形になっておりやや大きいといったところです。これは従来より生息している日本メダカの体型とはことなり、観賞用日本メダカ独特の体型です。オス・メスの見分け方はオスの場合は▲の写真のように、普通体型の時と同じようにやはり背びれ・尻びれが少し長く先端がギザギザしているという特徴があります。 それでは次へいってみましょう。
5.光体型のメスメダカ
光体型の特徴は前の項目のとおりで、オス・メスのわかりやすい違いはやはりヒレです。前の項目のオスに対して、メスは背びれ・尻びれが短く先端がギザギザしていないのがおわかりになるでしょうか? やはり光体型もサイズが小さい段階ではこのヒレの違いがわかりづらく識別するのが困難です。
6.メダカのオス・メスの見分け方・・・まとめ
メダカ飼育歴の長いベテランブリーダーはメダカの口の角度や体型など、今回説していないようなわずかな違いからオス・メスの識別ができるかもしれませんが、初心者や普通の方には なかなかそういった識別は難しいです。メダカの繁殖を楽しむためにはこのオス・メスの識別の知識は必ず必要になってきますので是非役立ててみてください(^^ゞ