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メダカの卵にカビが生える!?白カビ(水カビ)の原因と防止の方法


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大切で貴重なメダカがやっと産卵してくれて、卵を育てていたところ、メダカの卵に白いカビ(水カビ)がはえて全滅してしまったという方も多いのではないでしょうか。今回は、 水カビを予防する方法を紹介してみます。こちらの記事をよんでいただければ、メダカの卵の水換えがいかに大事かということもわかっていただけると思います。 (メダカの繁殖(成功するメダカの卵の産卵から孵化までの手順)という 記事を別記事でも書いていますので、卵のカビ以外に繁殖そのもののことも 詳しくしりたい場合はそちらもご覧ください。)

メダカの卵にカビが生える!?のコンテンツ



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1.なぜ、卵に白カビ(水カビ)が生えるのか?

 それではなぜ、メダカの卵には簡単にカビが生えてしまうのでしょう。私が考えるだけでもいくつかの原因が思い浮かびます。一つ目は、無精卵である場合です。 当たり前ですが、受精もしていない卵はなんの抵抗力も無く白カビ(水カビ)が増える要素があればあっという間に白カビ(水カビ)にやられていまいます。なんの抵抗力もない有機物が 他の菌類などの温床になるのは、当然ともいえる自然の摂理ですね。

次に、有精卵であっても、水温が低かったり、日光など光が適切に届いていなくて、卵の成長速度や成長の状況が順調ではない場合もです。順調に成長していない卵は、 もちろん白カビにやられやすくなります。菌も取り付いて繁殖しようとしているわけですから、メダカの卵が弱っていると、当然カビの繁殖力が勝る場合もあります。

もともと、カビが生えやすい場合の環境だったということも考えられます。メダカの卵に白カビ、水カビが生えるのは、もちろんカビが生える菌が付着して繁殖するわけなので 水が汚れていたり、一見綺麗に見える水でも菌が入っていれば、白カビは繁殖します。

簡単に3つほど原因となるものをあげてみましたが、ならどうすればメダカの卵に発生するカビを防げるのか?ということですね。

2.メダカの卵のカビを予防するために!

なら、メダカの卵のカビを予防するためにはどうすればいいのでしょうか?答えは簡単です。卵の育成環境にカビやカビの元となる菌を持ち込まない、カビの繁殖を 防ぐということです。当然、ここまではわかっていただけたと思いますが、次は具体的な例をあげていきます。

3.水道水を使用したメダカの卵の水換えで卵のカビを防ぐ

メダカが卵を産み、新鮮な卵を隔離して、しっかりカルキ抜きした水を使用したのに卵に白カビが生えるとか思っている皆さん一つ注意した方がいいことがあります。 普通メダカにしろ、金魚にしろ、熱帯魚にしろ生体を飼育する時はカルキを抜いた水を使用しますよね。

それは、殺菌のためのカルキが生体にダメージを与えてしまうからというのはお分かりだと思います。ただ、メダカの卵を育てるということに関しては、 カルキが入っているということがプラスに働く場合もあります。上記の説明を読んで入ればなんとなくわかると思いますが、カルキは殺菌目的で用いられている為、 当然、水カビの菌を殺す、繁殖させにくいという効果があります。卵の段階では、カルキ入りの水に卵をつけていたところで悪い影響はありません。

水道水で卵を雑菌やカビから守ることができるということです。ただし、見出しで適度な水換えで卵のカビを防ぐ、と書いているのは、カルキ抜を抜いていない水道水でも 環境により差はありますが通常1日〜2日でカルキが抜けてしまう為です。したがって水道水でカビを防ごうというのなら、メダカの卵の水換えは1日〜2日(できれば毎日ですが、水量や環境によって変わってくるでしょう)ごとが良いということになります。



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4.メチレンブルーで卵のカビを防ぐ

メチレンブルーといえば、観賞魚の病気を治療する薬としてよく使われますが、その効果から卵を育てる時、卵を輸送する時などにもよく使われます。卵を薬漬けにするようで 抵抗がある方もいるかもしれませんが、先ほど、カルキの抜けていない水道水で大丈夫だったのと同じように、メチレンブルーを使用してもメダカの卵は大丈夫です。

もちろん期待できる効果は殺菌です。メチレンブルーの効果が失われていないうちは、殺菌効果が発揮されています。光で分解されて効果がなくなってくればメチレンブルー独特の 青色が透明になってきますのでわかりやすいです。ということで水道水より、メダカの卵をより確実に育てるためにはメチレンブルーを使用するということもとても有効です。 下の参考動画を載せていますがこちらはメチレンブルーを使用していますね。

5.メダカの卵にエアレーションも予防になる?

正直にいいますと、メダカの卵に必要な酸素は水面から勝手に溶け込む程度の酸素でも十分だと思います。それでも、メダカの卵を孵化させるのにエアレーションを した方が良いという意見があるのは、どちらかというとエアレーションにより、水流をつくり、新鮮な水を卵にぶつけたほうが良いという意味ではないでしょうか。

緩やかな水流でも水もメダカの卵も動いていれば、(水の流れが完全に静止している状態に比べると)カビがはえる確率は下がります。そういった意味では、 エアレーションに意味はあると思います。(ただし、産まれたての稚魚に大きな泡のでるエアレーションはおすすめできません。もちろん、泡が弾けた時などの衝撃で 稚魚がダメージを受ける可能性があるからです)



6.卵についている糸を取る、カビた卵を隔離する

メダカは、抱卵している時、卵と卵が糸のようなものでくっついていて、水草や産卵床に卵が産み付けられた後もその糸によって水草や産卵床に付着することができています。 もちろん、これは重要なのですが、卵を人の手で採取して孵化させようという時には、この糸はゴミや雑菌を付着させるだけなので、すぐにでも取り除いてしまった方が良いです。 指の腹でころころと転がすだけでも取ることができますし、有精卵ならば、指でつまんでも簡単い潰れることはありません。

すでにカビが生えてる卵がある場合は、すぐに取り除きましょう。カビの生えた卵を一緒に入れておけば、カビの菌ごと培養しているようなものです。いくら元気な有精卵でもカビの菌は 伝染してしまいます。



7.メダカの卵にカビが生える!?:まとめ

 さて、長くなりましたが、今回の記事を読んでいただけるだけでも、メダカの卵をカビにやられていた人はだいぶ対策ができるようになるんじゃないかと思います。 皆さんのメダカ繁殖のお役に立てると幸いです。最後に当店で販売している、産卵床(大分めだか日和で使っているのは後の方、先に出てくるのはGEXさんの商品です。お好みでどうぞ)なども使用していただけるとなお幸いです(笑)ナチュラルな景観を重視したいなら、 水草に産み付けさせて採集するというのもいいですが、効率よく卵を回収したいならこういった産卵床がおすすめです。それではまた次の記事で(^^♪!



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