よくわかるカワコザラガイの駆除と対策!メダカの水槽飼育でも発生します
メダカに限らず、熱帯魚・金魚など観賞魚やシュリンプなどを飼育している方なら目にしたことも多いかもしれないカワコザラガイ。水槽の壁面で見かける殻が透明な2~3ミリの貝です。 特に害があるかと言われるとそういう訳でもないんですが気になりますよね・・・
カワコザラガイの駆除方法を考えよう!のコンテンツ
1.カワコザラガイってどんな貝?
先ほど少し書きましたがカワコザラガイは見たことがある人がわりと多いんではないでしょうか?自然界では河川や用水路などに生息している貝で、サイズが2ミリから3ミリと 小さい笠貝型ため、水草が判るほどに食害されることはないと思いますが色々なところに張り付く姿は観賞魚の水槽としてはあまり気持ちのいいものではありません。 特にアルカリ性よりの水質で大量に繁殖することがあります。 モノアラガイやサカマキガイ同様、水槽の景観を損ねるという意味でアクアリウムの世界ではとにかく駆除の対象・害虫として扱われる類の貝のようですね。 下の参考動画を見ていただければ、カワコザラガイは実は色んな所にいるということがわかります。
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2.カワコザラガイの駆除
いろいろな方の駆除方法をみてみましたが皆さんなかなか苦労しているようですね。それではひとつずつ駆除の方法を上げていきます。
まずは、水質の変化による駆除方法です。先ほどアルカリ性よりの場合に繁殖しやすいと書きましたが、弱酸性あたりまでPHを下げれば殻が溶けていくことで
駆除できます。これは他の貝に関しても当てはまることが多いですね。もちろん他の生体が弱酸性の水質に耐えられることが絶対条件ですが・・・・
水中の富栄養化が原因となっていることもあるようですので貧栄養化することも対策になるようです。
ただ、貧栄養化すること自体が水の大幅な入れ替えやリセットを意味するような気がしますが・・・
次の駆除方法にいってみましょう。ひとつずつピンセットなどで潰す!もちろん可能ですが石の裏や砂の中にまで
潜っている為、この方法では完全駆除は不可能といってもいいですね。完全駆除とはいかないまでも駆除できる生体の投入で大量繁殖を防ぐことはできます。
どんな生体を投入をすればいいかというと貝を食べるとされているアベニーパファー(淡水フグ)や、トーマシー、バジスバジスなどを投入すると
食べてくれます。(どうも好んで食べてくれるような貝ではないようですが・・・)この方法はもちろん、メダカや金魚などには魚の相性的に
厳しい方法ですのでメダカ水槽の方はこの方法はやめましょう。(屋内飼育ならメダカや金魚の飼育環境をバジスバジスなどを飼育できる環境にすればできますが、ヒーターを入れたり弱酸性にしたり、
熱帯魚を飼育できる環境を作らないといけないので手間がかかります)
他には水槽をリセットしてソイルや底床を乾燥させて駆除するCo2により酸欠にするなどの方法もあるようです。
こうやって例を上げていくと結局、メダカを飼育している環境で現実的なものは水槽のリセット・乾燥や水質を弱酸性化させるなどの方法のようですね。
メダカは弱酸性から弱アルカリ性での飼育が良いとされてますが、実はアルカリ性寄りのほうが好みだったりするので
水質を変えると言うことは他の貝やエビ・メダカなどにも悪い影響がでる可能性もあるので十分に考えてからおこなってください。
3.カワコザラガイの対策
対策についてですが一番大事なのは水草についてくる貝の侵入を防ぐ・増えやすい環境にしないこと(アルカリ性よりの水質や富栄養化)などですね。 新しい水草の導入時はトリートメントをするのが良いかもしれませんね。(カルキ入の水道水で水洗いをしたり、何日間~数週間、別容器で貝の卵が孵化しないか様子をみたり、 水草その前になどを使用したり・・・)
4.まとめ
完全に侵入を防ぐのも完全に駆除するのも大変難しいかも知れませんが、案外水質の変化だけですっかりいなくなることも多いようですので今回、記載したことを 参考にしていただければ幸いです(^o^)
▼どうせならコケ取りや水質上に役立つ貝を入れたいですね
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