春からのシーズン本番前に差をつける!冬のメダカ飼育
メダカ飼育の本番といえば春からですが、冬からメダカを飼育することによって楽しめる期間も伸び春に本格的な屋外飼育を始める時に、 よりいっそうメダカの飼育を楽しめるというメリットがあります。それはどんなメリットでしょう?
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1.冬にメダカの飼育を始めるメリット
まず、最初に言っておきますが冬のメダカ飼育というのはもちろん屋内の水槽飼育がメインとなります。
沖縄などでないかぎりは冬の間のメダカはほとんど冬眠に入ってしまい泳ぎ回る姿を見かけることがなくなるからです。
それでは冬にメダカの飼育を開始するメリットにはどんなものがあるのか考えていきましょう。
まずは、前シーズンに育てていたメダカ達の中でもお気に入りや繁殖させたいメダカ、確実に越冬したいメダカを
冬の室内飼育に引っ越しさせれば確実に来シーズンも無事、越冬させることができます。高価でレアな個体を秋に購入しても
冬の間に死なせずにヒーターなどを使えば繁殖すら狙えます。冬の間に産卵し稚魚になったメダカは春からの屋外飼育で
即、次の産卵・繁殖へと移ってくれるでしょう。
もちろん、それはメダカだけではなくエビや貝、水草などにも当てはまります。屋外で越冬する場合、水草などは
ほとんど一度枯れてしまうものも多いですが、室内の水槽に移動しておけば青々としたまま越冬させることも
できます。
2.春からより楽しめるという理由
春からより屋外メダカの飼育を楽しめるという理由は、通常屋外で越冬したメダカは体型も痩せて、体色もいまいち、もちろんもとの調子に戻ってくれるまでは ある程度の時間がかかります。ですが、屋内で越冬したメダカは体調も体型、色揚がりも最高の状態から屋外飼育をスタートできます。ほかのメダカ飼育者が産卵できるような状態まで メダカを育てている間にすでに繁殖・産卵、色揚がりを楽しむことができます。冬の間に屋内で生まれていたメダカを春になって屋外へ容器へ放流し屋外環境に切り替えるのもいいでしょう。
3.冬のメダカ飼育について必要な道具
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冬の屋内飼育で越冬をさせるといってもメダカを元気に育てるだけであれば窓辺の日当たりのよい場所に水草を入れた水槽やメダカ鉢・睡蓮鉢をおいておくだけでもいいでしょう。 寒冷地で室内でも極端に室温がさがるような場所でなければ冬眠せずに元気に冬でも育ってくれます。ただし、せっかく室内飼育をするのであれば、 ヒーターをあげて水温をあげ、照明をつけて繁殖を狙ってみるのもいいでしょう。冬のメダカ飼育とはいえ、通常の飼育方法にヒーターと照明を追加してあげるだけなので その二つ以外は特に追加するような道具も必要ありません。
4.冬のメダカ飼育で気を付けること
屋外のメダカを屋内へと引っ越しする時に気を付けてほしい点をいくつか書いておきます。 屋外の飼育容器と屋内の飼育容器・水槽では当然環境が違うため、水質、水温も違います。 したがって、例え、もとが同じ水道水だからといっても水合わせは慎重に行わなければいけません。 また、雪が降り出しているような完全に冬眠に入っているメダカは動かすこと自体がよくありませんので そういった個体は室内水槽への飼育はあきらめましょう。体が冬眠状態に入っている状態からの急激な変化は メダカにストレスを与え死因の一つになります。特に気を付けるところは屋外から室内水槽への引っ越しの時なので そこさえ乗り切ることができれば普通に室内飼育環境がある方は簡単に越冬させることができるはずです。
5.まとめ
いかがでしたか?単純に冬はメダカ飼育のオフシーズンと思っている方も多いと思いますが室内水槽で存分に横見を楽しんだり、水草水槽に泳がせたり、熱帯魚と混泳させたり、繁殖させてみたりと 楽しみ方はいくらでもあります。屋内飼育で楽しむことによって春からの屋外飼育のスタートも最初から楽しむことができ一年中メダカの魅力を楽しむことができます。 皆さんもぜひ、冬のメダカ飼育を楽しんでくださいね(^^)/