メダカが大きくならない!?なかなか成長しない?成長速度が遅い理由!
メダカが大きくならない!?なかなか成長しない?のコンテンツ
1.メダカが成長してくれないのはなぜ?
産まれてから何ヶ月もたつ赤ちゃんメダカが大きくならない!同じ季節に産まれた他のメダカは大きくなったのになぜか大きくならないメダカがいる。そんなことありませんか? それは飼育環境と餌の与え方などによる原因がほとんどでメダカの成長を遅らせたり、妨げたりしています。いろいろな原因をあげていきます。
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2.メダカが成長しない・成長速度が遅い理由
まずは餌が考えられます。餌を与える量は足りていますか?栄養価の高い餌を与えることができていますか?小さな稚魚に大きな餌を与えてももちろん食べることはできません。
沈下性の餌ですぐ沈んでしまうような餌でもメダカはほとんど水面近くを泳いでいて浮いている餌を食べる傾向にあるため、どんどん沈んでいくような餌はなかなか食べるようなことはできません。
餌を与えるときにちゃんと食べることができているかじっくり観察してみましょう。食べられずに沈んでしまっているような餌もどんどんそこにたまって、水質悪化の原因になるため餌を
与える量はきちんと考えて与えましょう。また、餌が原因で成長できないのでは?と感じた時は活き餌のゾウリムシ、ミジンコなどを考えてみても良いかもしれません。みたことのないような
活き餌でも喜んで食べてくれます。もちろん、栄養価もたっぷりです。
市販の餌でも大丈夫ですがメダカといえど好き嫌いもあり、喰い良い餌から悪い餌までいろいろあります。メダカ飼育になれてきたなと思う方はよりよい餌を追求してみるのもいいかもしれませんね(^^)/
もちろん当店で販売している大分めだか日和の餌もオススメです笑
次に日光(室内だと蛍光灯やLEDなどの照明)を考えてみましょう。日当たりの良いところで飼育しているメダカと
日照時間が少ない、または日当たりがよくない場所で飼育している場合は成長速度にも最大の大きさにも明らかに差がみられます。メダカは日光浴が大好きでもちろん理由もなくすきなわけでもなく
日光を浴びることによりビタミン類をつくりだすなど重要な役割があります。日光の照射がたりない場合は病気にかかりやすかったり、弱い個体に育つ場合が多いので飼育容器の設置場所には十分に注意してください。
飼育容器の大きさも成長を促す重要な要素です。赤ちゃん(稚魚や針子)の小さな状態では小さな容器でもよいですがより成長をはやく大きく育てようと思えば早めに大きな容器に余裕をもった匹数で飼育
することが大事です。野生の魚でも小さなため池の魚より、大きな琵琶湖などの魚の方が大きく成長するように観賞魚の成長にも飼育容器の大きさは多大な影響を与えます。稚魚以上の大きさになっているにも
関わらずまだ小さな水槽で飼育しているようではそのまま成長が止まってしまう場合もあります。ある程度の大きさにしたい場合は飼育容器の大きさに余裕をもって大きな水槽・飼育容器・水鉢で飼育しましょう。
(小さな水槽で大きく育っている金魚などを見ることもありますので、小さな水槽でもなるべくストレスを与えずに餌をたくさん食べさせることができるような環境ができるのならば
大きく育てることは可能だとは思いますが、一般的に小さな飼育容器ではそのような快適な環境を長期にわたり維持するのは難しいと思います)
水温があまり低いと(メダカの活性が低下しているので)餌を食べるという行為自体が減ってしまいます。秋に産まれたメダカなどは越冬させるサイズにするため、特に早く成長させる必要があるので冬眠に入る水温になる前に十分に餌を与え成長させましょう。(すでに水温が低下してきているようなら
餌の与え過ぎはよくないです。底に餌の食べ残しが残っているようなら餌を与えすぎています)
冬までに十分な大きさになれなかったメダカは冬眠期間に死んでしまう場合が多いので、大事なメダカ(命に優劣をつけるのはよくないですが)はヒーターなどで保温してください。
メダカの飼育において、ヒーターは水温を一定に保つための重要なツールです。特に冬季には、水温が急激に下がることでメダカがストレスを感じ、免疫力が低下する可能性があります。そのため、ヒーターを使用して水温を一定に保つことで、メダカの健康を維持することができます。
ヒーターの設定温度は、メダカの種類や生息地によりますが、一般的には15℃〜25℃が適しています。また、ヒーターの設置場所も重要で、水槽の一部だけが温まらないように、水流がある場所に設置すると良いでしょう。
さらに、保温材を使用して水槽の外側を覆うことで、ヒーターが効率よく働く環境を作ることができます。これにより、ヒーターの電力消費を抑えつつ、水温の安定を図ることができます。
ただし、ヒーターの使用には注意が必要です。設定温度が高すぎると、メダカにとって過酷な環境を作り出してしまう可能性がありますし、ヒーターの故障による過熱は大きな問題となりますので、定期的なメンテナンスと確認が必要です。
▼当店のメダカは下記の餌を使用しています。どれも好評ですのでよろしければどうぞ(^^
100g 通常の量です。 |
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500g かなり多めです。 |
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1kg メダカ屋さんやかなり大量に飼育されている方用 |
濃縮生クロレラ1本 360cc (クロレラ水約360リットルぶん) |
500mlボトル 2本セット 500ミリリットル |
1袋 500匹以上(ダフニア) |
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1袋 1袋(タマミジンコ) |
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1袋 1袋(オカメミジンコ) |
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1袋 500匹以上繁殖剤100g付き |
3.メダカの稚魚の成長速度を加速させる方法
メダカの稚魚の成長速度が遅い、メダカの稚魚が大きくならないといった疑問がとくに多いようなので追記しておきます。メダカの稚魚の成長させる方法はもちろん、通常のメダカを成長させる方法と
変わらないのですが、特に稚魚の場合、成長に違いがでる部分で重要なのが餌です。
水温と日照時間という点では、メダカを産卵させ孵化させる事ができている時点でほぼクリアできていると思いますが、稚魚の餌という点で失敗している方が多いのではないでしょうか。
メダカの稚魚は、成長の速度も早いため、体のサイズの割には沢山の餌を必要とし、かといって一度に食べ切れる量は限られているので、効率よく育てようとするのであれば、稚魚の時はとくに
1日数回に分けて餌を与えることが有効です。ここができない方が多いのでしょう。
多くの方が学生や会社員で、時間が限られているため、メダカの飼育に十分な時間を割くことが難しいと思います。そんな時に役立つのが、グリーンウォーターやゾウリムシ、ミジンコなどの生餌です。これらの生餌を与えることで、メダカの稚魚は自分のペースで食事を摂ることができます。これにより、稚魚の生存率や成長速度が大幅に向上し、その後の成長にも良い影響を与えることができます。
特に、ゾウリムシはメダカの稚魚にとって理想的な餌であり、ゾウリムシを与えている稚魚と与えていない稚魚では、その後の成長状態に明らかな差が出ます。当店でもゾウリムシを与えた結果、稚魚の成長が顕著に改善したことを実感しています。これらの生餌は当店でも取り扱っておりますので、ぜひご利用ください。メダカの飼育において、適切な餌を与えることは非常に重要です。生餌を与えることで、メダカの健康と成長を促進し、飼育の成功につながりますよ(*^^*)
3.まとめ
いかがでしたか?執筆しながら思いついたことを書いていきましたが、思い当たる節はありませんでしたか?メダカはある程度の大きさまで行かないと生存率が 安定してくれないので早く成長させることもメダカを強く美しく元気に育てる為の秘訣です。単純なことですがメダカの成長速度は気にしたほうがより長生きさせることができると思いますよ(^^)/