三色メダカ、三色錦メダカ・紅白メダカ・更紗メダカ、美しきメダカの販売と紹介

よく錦鯉みたいなメダカと言われる種のメダカですが、一見同じようにもみえますが、血統や品種により様々な細かい違いがあります。 もちろん当店で取り扱っている三色メダカ・紅白メダカ・錦メダカもそれぞれに特徴があります。ご購入のさいには是非、ご参考にして下さい。

三色メダカ、三色錦メダカ・紅白メダカ・更紗メダカ、美しきメダカの販売と紹介のコンテンツ
- 大分めだか日和で取り扱う三色 錦メダカ品種を紹介
- 三色 錦メダカの飼育において重要なこと
- 三色 錦メダカ、飼育・観賞のポイント
- 三色 錦メダカの繁殖・選別について
- 三色メダカ・三色錦メダカの作り方?!
- まとめ
2.大分めだか日和で取り扱う三色 錦メダカ品種を紹介

▲三色透明鱗めだか~こちらのメダカがよく聞く三色メダカという品種の一般的なものです。繁殖させれば、いろいろな柄をもった二色・三色のメダカが誕生します。 ほかの錦メダカほど品種を突き詰めていない為、色々な柄がでやすいです。綺麗なメダカもたくさんできますので、入門者・初心者にはおススメのメダカです。


▲朱赤透明鱗パンダめだか~このメダカは三色、または二色の赤がかなり濃く、目がパンダ目(白目の部分まで黒い)になっていることが特徴です。 色揚がりした時の体色はとても素晴らしいものがあります。


▲丹頂(タンチョウ)めだか~その名のとおり丹頂のように頭部だけに赤を残した品種になります。丹頂メダカは他の柄に比べると子の代が丹頂になる可能性が高いわけでは ないので非常に希少な種ともいえます。日本の和を感じさせるその佇まいに好きな方も多い品種です。


▲紅緋錦めだか~大分めだか日和自慢の美しい紅白メダカです。美しい赤と美しい白は、みるものを魅了します。黒はほとんど入らない綺麗なメダカで当店でも常に 人気の一位・二位を争うほどの人気です。


▲彩(いろどり)めだか~三色の色がバランス良く配色されやすいように改良されたメダカです。もちろんバラつきはでますが写真のような素晴らしいメダカもたくさんでてきます。とても美しい品種です。


▲豊後の錦メダカ(ぶんごのにしき)~大分めだか日和が一般的な三色透明鱗の色と配色がさらによくなり固定率があがるように交配をすすめた品種です。一般的な色柄ですがより綺麗なメダカが でやすいように改良された品種のメダカです。


▲深紅(シンク)の錦メダカ~その名のとおり大分めだか日和が深い紅色が表現されるよう交配をすすめた品種です。やはり深い紅色というのはなんとも言えない魅力が あり大人気メダカの1つとなっています。


▲紅白光メダカ~今回紹介したメダカの中でも唯一の光体型です。光体型ならではのヒレの大きさや体高に美しい紅白が映える品種です。 ちょっと他の錦系とは違う魅力がある品種で豪華な感じがします。

3.三色 錦メダカの飼育において重要なこと
こういった柄物や赤系は他に比べても体色が美しく色揚がりするのが遅い傾向もあり、忘れたころに驚くほどの体色を発揮するものが多々ありますので 良い環境を保ち根気強く飼育するようにしましょう。 また、繁殖させる場合も良い発色の親メダカを厳選してペアを作ることで次の世代へもよりよいメダカを引き継がせることができます。 当店で使用している餌も色揚げに効果がありますので是非ご利用ください。
4.三色 錦メダカ、飼育・観賞のポイント
三色錦メダカや紅白のメダカなどは前述したとおり、実際は、オレンジ×黒で赤と普通の黒で発色されています。
綺麗に飼育したい・発色をみたい場合は餌と血統も大事ですが、まず最初に黒系や濃緑などの暗い色の飼育容器で飼育することです。
これにはメダカが本来持つ保護色機能が深く関わっていて、暗く濃い色に反応してより濃い発色をみせます。逆に白い容器など
に入れると、特に黒の色素が薄くなってしまい、結果、白く見えている部分が透明に、赤に見えている部分がオレンジに見えてしまいます。
通販などで購入した場合、色抜けがおこっているのはこういった理由で当たり前のことです。ですので、最低限、飼育容器の色には
気をつけるようにしましょう。今は三色錦メダカの話をしましたが、これはミユキメダカなど他のメダカでも同様におこることで、
飼育容器の色によって体色は変化するものということを覚えておいてください。
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5.三色錦メダカの繁殖・選別について
改良品種のメダカを他に飼育したことがある方は分かると思いますが、同じ系統、より美しい色柄のメダカの作出には
選別が必要です。美しい色柄の親メダカ同士を掛けあわせてたとしても、必ず親と同様の美しい色柄のメダカができあがるわけではなく、
むしろそのほとんどが飼育者の好みではない場合のほうが多いことでしょう。普通の楊貴妃メダカのような子供のメダカもたくさんでてきます。
それは三色メダカの作出過程で交配させたメダカの特徴がでているということです。例えれば三色メダカの遺伝子ももった、見た目が楊貴妃メダカのようなメダカもいるわけです。
高確率で、美しい三色メダカの子どもたちを増やそうと思えばやはり、親メダカを厳選し、その親から産まれた子メダカたちも見た目が三色のメダカ、楊貴妃メダカのような
メダカと選別をし、美しい個体のみをその系統として残していく必要があります。
いくら良い系統の美しい三色メダカを手に入れてもこの選別という作業を怠り、
乱雑な交配を重ねていくとせっかく販売店やブリーダーが累代飼育によりつくりだした系統もどんどん質の悪いものへと変わっていってしまいます。
(もちろん選別に漏れたものは別容器で飼育しましょう。採卵さえしなければ繁殖はできないので)もちろん大分めだか日和で販売している三色メダカなどの系統も
それぞれの血統で、同じような特徴を表現できているメダカ達を厳選して販売している為、大量に生産するのが困難という状況になっています。
6.三色メダカ・三色錦メダカの作り方?!
ここを読んで下さっている方はもちろん、三色メダカ・三色錦メダカの作り方を知りたいのだとは思いますが、おそらく初期の三色メダカは楊貴妃などから産まれた偶然の産物的要素が強く、
例えば楊貴妃メダカから、偶然生まれた色抜けのある個体を選別して交配させ、二色メダカ、紅白メダカを作り、さらに黒をだすために、他の品種を掛け合わせてと
現在作出されている多くの品種の三色メダカ・錦メダカは日本各地のメダカ屋さんやブリーダーさんの手によって累代繁殖と交配を重ねて作出されたものです。
ということで、本当に三色メダカ・三色錦メダカを1から作るのであれば、まずは楊貴妃から色抜けした紅白になりそうな個体を見つけ出し、紅白に固定して、さらに
三色っぽい特徴を持った個体を選別して累代繁殖させて固定してというとこまできてやっと初期の特に特徴のない三色メダカになってくるのではないでしょうか。
現在作出されている美しい三色メダカ・三色錦メダカ達はその三色メダカをスタートにして、さらに様々な品種が交配されてそれぞれの系統の三色メダカへと
枝分かれしていっています。現在の三色メダカを作出する過程で場合によってはラメメダカであったりミユキメダカまで交配されています。
正直、今からただの三色メダカの作出、固定を目指すのはあんまり意味がないことのように思います。
(すでに初期段階から年月が経過し、いろいろな系統・品種の三色メダカができあがっているから)
もし、自分オリジナルの三色メダカ・三色錦メダカを作出したいのであれば、
現在、販売されている三色メダカを購入して自分の目指す特徴に近い三色メダカを選別(または他品種と掛け合わせ)し累代繁殖していった方がよいのではないでしょうか。
いずれにせよ、三色メダカもすでにそこまで進化していますので自分で三色メダカの原種に近いものを作るということ自体、労力の割に意味がないこととも言えそうです。
(もちろん、どうしても最初から作りたいというのが目的であれば意味が無いということはないのですが)
6.まとめ
いかがだったでしょうか?三色メダカや紅白メダカは改良日本メダカの中でも常に大人気の品種です。 大きさや飼育環境により発色が全然違ったり色々と飼育に関して奥が深いメダカですが綺麗に発色された個体は 素晴らしい美しさを見せてくれますよ(^^ゞ よろしければ是非、飼育してみてくださいね~。 ご覧いただき有り難うございました。