生クロレラをミジンコの餌に!メダカの為に生クロレラでグリーンウォーターを作る!
当店で販売している生クロレラを使用したクロレラ水の作り方です。当店で販売しているものは 濃縮された生きたクロレラでワムシやミジンコの餌に使用するために開発された生クロレラ(販売中)を使用して作ったクロレラ水の使い方、 効果についても説明していきます。もちろん、メダカの飼育にも有効です。
生きたクロレラでクロレラ水を作る!のコンテンツ
1.生クロレラを使ってグリーンウォーター(クロレラ水)を作る
濃縮生クロレラ1本 360cc (クロレラ水約360リットルぶん) |
メダカやミジンコの餌になるグリーンウォーターは緑藻が主成分ですが、メダカの飼育・繁殖、ミジンコの飼育・繁殖にグリーンウォーターを利用している人も多いと思います。
さて、皆さんはどうやってグリーンウォーターを作っていますか?もちろん、屋外容器に水を満たし日の当たるところで数日間待つといった
作り方が一般的でしょう。ただし、それだと必要な時に必要な量を使うには前もってつくり置きしておかなければいけませんし、必ずしも生体に優しい緑藻のグリーンウォーターができるという訳ではありません。
当店で販売している、生きたクロレラ、濃縮生クロレラを
使用すれば欲しい時に好きなだけ良質なグリーンウォーターを作るもとになるクロレラ水を作ることができます。
それではクロレラ水を使用してグリーンウォーターを作る手順を説明していきます。
なお、生クロレラではない、クロレラのタブレットなどを使用してもクロレラ水ができるような気はしますが、クロレラのタブレットなどでは、当然生クロレラではない(生きたクロレラではない)
為、タブレットを溶かして混ぜてみたところで緑色になった後、すぐに底に沈殿してしまいます。ですので、生きたクロレラで作るクロレラ水と死んでいるクロレラを混ぜただけのクロレラ水では意味がまったく
違ってきますので注意しましょう。
2.メダカの飼育水またはカルキ抜きした水を用意する
まずはクロレラ水を作る為の透明な水を、メダカや観賞魚の飼育水、または カルキ抜きした水道水を必要な分だけ用意しましょう。できればそのときの水の量を大体で良いのでおきましょう。 その水に濃縮・生きているクロレラを添加することでとても簡単にクロレラ水を作ることができます。
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3.添加する生クロレラの容量
水1リットルに対し、当店の濃縮生クロレラを1ccほど添加します。 1リットルにたいして、1ccは目安になりますのでそこから濃くすか、薄くするかはご自由に判断して下さい。 生きているクロレラの為、粉末などと違い底面に沈下していくこともなく、非常に栄養価の高い生きた緑藻の、メダカやミジンコの餌が豊富に含まれた 質の良いクロレラ水ができあがります。(グリーンウォーター、アオコといえど似たような見かけでも生体の餌になる有益なものと藍藻類が増殖して主成分となった有害なものもあります。) これは質の良いグリーンウォーターの素になります。
4.できたクロレラ水の効果
クロレラを使った緑藻のクロレラ水は水質を安定させ
てくれます。臭いの少ない緑藻のグリーンウォーターを作る素になります。
淡水性単細胞緑藻類(クロレラ)は生体の餌になるため、特にメダカの稚魚やミジンコの飼育繁殖に最適です。
もちろん金魚の飼育水などとしても有名です。ミジンコを増やす場合などは、ミジンコがクロレラを食べて水が
透明になってきたら再度、緑色のグリーンウォーターにするために、生クロレラを投入して下さい。
さらに、食物連鎖の始まりに必要な植物プランクトンである為、メダカなど水槽の立ち上げ時の飼育水をつくる場合にも使用できます。
ミジンコの餌として使用する場合は、ミジンコを飼育している飼育している容器にとかして見ればわかりますが、
ミジンコがクロレラを食べて緑色になった水が透明になってきます。(生クロレラではなく普通の市販のクロレラの場合は
沈殿するのでミジンコが食べなくても底に溜まります)これはミジンコが生クロレラをきちんと食べているということなので
安心して下さい。もちろんクロレラ水自体が上の写真のようなメダカの色揚げや健康面でも効果が期待できます。
生クロレラは約5℃の水温(冷蔵庫程度)で一ヶ月程度使用できます。
(生きたクロレラを濃縮しているのでともて濃い緑色ですが傷んでくると茶色く変色してきます)
5.まとめ
濃縮生クロレラ1本 360cc (クロレラ水約360リットルぶん) |
普段は日数をかけて生成する、あるいはできあがったグリーンウォーター(またはクロレラ水)として購入しなければ入手できませんが、 当店の生クロレラがあればクロレラ水を作って手軽に良質なグリーンウォーターの種水を生成することができます。 当店の生クロレラはもともとワムシやミジンコの餌として開発されたもので生クロレラ自体が非常に栄養価の高い商品であるため、 メダカや金魚の飼育や、高栄養価なミジンコの繁殖などに 効果抜群(実際、当店では特にミジンコの繁殖水を作る、または餌にするのに大活躍中)なのでぜひ挑戦してくださいね(*^^*)
クロレラ水:水質安定、緑藻育成、生態系構築の万能アイテムです!
水質安定:クロレラ水は、水中のアンモニアや亜硝酸塩などの有害物質を吸収し、硝酸塩などの無害な物質に変換する能力があります。
これは、微生物の代謝活動によるもので、特に水槽の立ち上げ初期や稚魚の飼育において、水質悪化を防ぎ、安定した環境を維持するために非常に重要です。
また、クロレラ水は、水槽内のpHバランスを維持する役割も期待できます。
緑藻育成:クロレラ水は、緑藻の育成を促進し植物プランクトンの光合成によって酸素を供給することもできます。
さらに緑藻は、メダカやエビなどの小型水生生物の餌となり、生態系を構築する重要な役割も担ってくれます。
また緑藻は光合成により二酸化炭素を吸収し、酸素を生成するため、水槽内の酸素濃度を高め、水生生物の生存環境をにとってもいい影響が期待できますね。
生態系構築:クロレラ水は、単なる緑藻の培養液ではなく、食物連鎖の基盤となる植物プランクトンを供給することで、水槽内に自然な生態系を構築することができ、
水生生物の健康維持だけでなく、美しい生体を育てることによる観賞価値の向上にもつながります。
メダカの飼育:クロレラ水は、特にメダカの飼育において、以下のような多くの利点があります。
稚魚の育成:豊富な栄養素と微生物が、稚魚の成長と発達をサポートします。
産卵率の向上:水質安定と栄養補給により、メダカの繁殖活動を促進します。
色揚げ効果:クロレラに含まれるβ-カロテンは、メダカの体色を鮮やかにします。
その他:
クロレラ水は、金魚や熱帯魚などの観賞魚や、ミジンコなどの水生生物の飼育にも幅広く利用できます。
使用方法はクロレラ水は、そのまま水槽に添加したり、グリーンウォーターを作るために使用できます。添加量は、飼育する生物や水槽の大きさによって調整してください。
クロレラ水は、水質安定、緑藻育成、生態系構築など、水槽環境を改善するための万能アイテムです。メダカをはじめとする水生生物の飼育に、ぜひクロレラ水をご活用しましょう(*^^*)