
見皆さんは水道水がPHがどれくらいなのか知っていますか?そもそもPHというのは何をしめすのか?ということをいらない人もいると思います、今回は水質を知るうえで 重要なPHについて紹介してみます。
そもそもPHとは?
それではPHというものを簡単に説明してみます。PHとは「ペーハー」、「ピーエイチ」などと読みますがまあどの読み方でもよいです。日本語でいえば、水素イオン指数というものです。 さて、そのPH、水素イオン指数というものは「水素イオンの濃度を表す物理量」とされています。さらに簡単に言うとPHの数字は7を中性として、数字が大きいほど アルカリ性に近づき、数字が低いほど酸性に近づいていきます。それでは、どのくらいの液体がどのくらいのPHなのか少しだけ紹介してみます。
水素イオン指数PH0~5の液体について
まずはPH5の液体とはどんなものでしょうか。PH5といえば弱酸性で、コーヒーのブラックなどがこの値です。多くの観賞魚を飼育する環境、または多くの水草が
快適に育つのが弱酸性よりの中性PH6~7といったところではないでしょうか。PH5となると弱酸性ですが観賞魚の飼育という意味では飼育はできるが低い数値だと
思ってよいでしょう。さらに、酸性よりに下がっていくと、レモン果汁がPH2、さらに下がると塩酸が」PH1、鉛蓄電池内の溶液がPH0だそうです。
味としては、賛成に近づくとより酸っぱくなっていき、PH1以下の塩酸や蓄電池内の溶液となると人体に明らかな有害な刺激物になります。ちなみに人間の胃酸も
PH0なのだそうです。さすがに酸というだけありますね。アクアリウムネタを挟むと、PHが低くなり、酸性に近づいてくると貝類の殻が溶けやすくなる為、
飼育や繁殖が難しくなってきます。
水素イオン指数PH7~の液体について
PHが高いとアルカリ性が強くなっていきます。人間の血液はPH7.4でややアルカリ性よりなようです。 さらにPH8が海水、ブリーチがPH13.5が完全にアルカリ性です。アクアリウムでいうとほとんどの場合、水質は自然と酸性に近づいていきますので、弱アルカリ性で飼育する 生体などの飼育水を作ろうと思えば、牡蠣殻を入れたり、水質調整剤を入れることにより、アルカリ性よりへと水質を調整する必要があります。
PH7あたりが中性になる!水道水のPHはアルカリ性?
ここからが本題になりますがPH7は真水などがPH7の中性になります。それなのに日本の水道水はアルカリ性に偏りがちです。それはなぜなのでしょうか。
理由の一例をあげてみると、水道水の殺菌剤としてつかわれる塩素などが影響しているようです。
ただ、水道水の水質基準はPH5.8~8.6の間ということなので、別にアルカリ性に近づいていても酸性に近づいていてもたいした問題ではありません。
(ただし、これだけPHに幅があるということは、水道水を飲んだ時、地域によって水道水の味に差があるのも納得ですね)
それに、水道水がアルカリ性によっていることが多いようですが、やはり地域によってPH7の中性付近で弱酸性によっていたりする場合もあるので、
必ずしも水道水がアルカリ性ということも言い切れません。もちろん、測ってみるとちょうどPH7の地域もあるのではないでしょうか。
PHを測ってみる
もし、自分の住んでいる地域の水が美味しくないと思った場合や、観賞魚を飼育する場合に適したPHなのかというのを調べたいと思った場合は、 下記のような道具を使用すれば簡単に水質を調べることができます。特に観賞魚の飼育などで水道水を使用する場合は、PHはかなり重要になりますので 丈夫な魚を飼育するにしても一度は自分の住んでいる地域のPHを調べておくことをおすすめします。結果によっては浄水器をつけたりウォーターサーバーを 導入したりということを検討してみるのもいいのではないでしょうか。
水道水のPHはアルカリ性?そもそもPHとは何のこと?:まとめ
現在の日本の水道水は、弱アルカリ性に偏っていることが多いようですが、弱酸性に偏っている場合もあるようです。ただし、それも中性付近の範囲内でのはずなので 通常、水道水を飲むのには問題はないでしょう。ただし、アクアリウムに水道水を使用する場合は、観賞魚に大きな影響を与えるので十分注意するようにしましょう。
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