メダカを大きく育てよう・綺麗に育てようとしてメダカに餌をやりすぎる人、与えすぎている人はたくさんいると思います。メダカに餌をやりすぎるとどんな良くないことがおこるのでしょうか・・・
メダカの餌のやり過ぎによるデメリット
メダカや金魚は餌を与えれば、与えただけ食べようとする魚じゃないかと思うことがあります。確かに見ている間もずっと餌を食べていて、目を離してる間でもいつも餌を探してパクパクしている ような印象があります。まあ、実際それほど、食欲が旺盛なわけですが食べるのならどんどん与えればいいというわけではありません。それは、なぜなのでしょうか。
メダカの餌のやり過ぎは急激な水質の悪化を招く
メダカは餌を与えれば与えるだけ食べようとするといいましたが、実際、一度にたくさん餌を与えた場合、綺麗に食べきるのは難しかったりします。メダカは水面や眼の前を沈下中の餌にはすごく興味を示しますが、
底に沈んだ餌にたいして執着を見せない場合があります。また、ソイルや赤玉土、大磯砂など底床の隙間に落ちた餌はメダカに食べられることはありませんので、バクテリアの分解に任せるか自分で吸い出す
必要があります。バクテリアの分解に任せた場合はバクテリアの分解が追いつかないと残り餌は腐敗したりカビが生えたりと水質を悪化させる一番の原因となります。
例えば、観察していて全て食べ切れているように見えても、食べすぎていると消化不良をおこした餌が大量の糞として排泄されます。それでもやはり水質は悪化します。過密飼育している場合などはメダカに
とっては適量の餌をあげていたとしても、たくさんのメダカが餌を食べればたくさんの糞が排泄され水は汚れていきます。また、そういった理由からも過密飼育はおすすめできません。
水温が低いと消化不良を起こしやすい、高いと残った餌が腐敗しやすい
コレは見出しのとおりですが、冬に近づき水温が低下してくるとメダカの活性もさがってきて、例え餌を食べているとしても餌を消化しにくくなります。それは、夏場の日中や夜間の温度差でも影響があり、
やはり、暖かい日中の方がメダカも餌を消化しやすく、日が暮れる直前などに餌を食べると消化不良を起こしやすいです。また、水温が下がっているタイミングで餌を与えると餌が残りやすくなり水質が悪化しやすくなります。
また水温が高いとより餌が早く腐敗しやすく注意が必要です。気をつけることといえば、とにかく餌が底に残らないように見ておく、または餌の量の感覚を掴むことなど食べ残しが残らないようにすることです。
とは言えどうしても餌は残る場合があるので貝やエビなどの残り餌のお掃除屋さんがとても活躍してくれます。貝やエビなどのお掃除屋さんも当店で販売してますので興味があればご覧ください。
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メダカに餌を与える目安
これはどういったメダカに育てたいか?といった条件により、変わってくると思いますが、大きく育てたければ、食べ切れる量の餌を1日2回~3回に分けて与えたほうが効率よく、水も汚しにくく大きく育てやすいです。
そんなに大きくならなくてもいいからとにかく長生きさせたいという方は、1日に一度、メダカが餌を残さない程度に与えていれば十分長生きさせることができます。その場合はメダカの体型に注意してください。
極端な痩せ型や太った体型ならそのメダカの適量ではないということです。
腐らない餌・長持ちする餌という意味でもミジンコなどの活き餌もいいのではないでしょうか。
活き餌ならば死なない限り簡単に水を汚すこともないでしょう。
1袋(ダフニア) 500匹以上 |
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1袋(タマミジンコ) 500匹以上 ※極小サイズの為、要注意 |
まとめ
今回の記事で何が言いたかったかというと、とにかくたくさんあげすぎると餌が残ったり糞が増えたりで水質が悪化して良いことなんてないですよということです。前にも言いましたが大きくしたい場合は、 数回にわけてメダカの餌の食べっぷりと体型を観察しながら餌を与えるようにしましょう。ということで皆さん餌のやり過ぎには十分注意しましょう(*^^*)
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