ミナミヌマエビ・・・可愛いけど、いろいろと可哀想な存在という件

メダカを飼っている人なら、おそらく当然のようにご存知だと思われるミナミヌマエビ。可愛いですよねえ～。ただ、ミナミヌマエビは、可哀想な（残念な）役割もたくさん担わされる存在のような気もします。 ということでミナミヌマエビについていろいろと書いてみます(._.)

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ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビ・川エビの簡単な飼育方法

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ミナミヌマエビの繁殖・産卵の方法｜初心者も簡単にできる繁殖の手順

ミナミヌマエビは飼育も簡単！繁殖も簡単！とても丈夫！

　見出しのとおり、ミナミヌマエビは、飼育するのも簡単、繁殖するのも簡単しかも、エビ類では丈夫な部類ということでアクアリストやメダカ初心者にはとても嬉しい、頼もしい存在ですね(*^^*) ただし、その頼もしい存在であるがゆえに、いろいろな役目を任されてしまいます。それでは、ミナミヌマエビの悲しい役目をあげていきます。

ミナミヌマエビの可哀想な運命！パイロットフィッシュ役

　皆様、パイロットフィッシュをご存知でしょうか？パイロットフィッシュとは水槽を新しく立ち上げた際などに、一番乗りで投入してバクテリアなどの水質環境を整える役割を任されたり、その水は生体に とって大丈夫な飼育水なのか？というのを確かめるための実験台的な役割も担うことになります。特攻隊長的な役割です。もちろん、死亡する確率も高いです・・・(._.)

　高級なビーシュリンプなどの弱くて死にやすいエビの前にミナミヌマエビでまずはテストされる方もいると思います。 価格がビーシュリンプ＞ミナミヌマエビなのと、繁殖力＆頑丈さがミナミヌマエビ＞ビーシュリンプなのが原因でしょう。エビ同士でも格差がついてますね・・・。

ミナミヌマエビの可哀想な運命！残留農薬の検査に使われる・・・

ミナミヌマエビはお店によっては、残留農薬の有無の確認の為に使われることもあります。ミナミヌマエビが死んでしまったら、残量農薬が残っていた、というように、ここでもまた、 ビーシュリンプ様の毒味役に使用される事が多いんですね。確かに、一匹数百円～数万円もするような、ビーシュリンプと一匹数十円ほどのミナミヌマエビを比べるとしょうが無いとこもあるんですが。

魚釣りの餌や大型肉食魚の餌にもミナミヌマエビ！

ミナミヌマエビは、増えやすくて、低価格でサイズも手頃で、釣り餌として、大型魚の栄養満点の活き餌としても大活躍です。餌用として飼育している人も多いのではないでしょうか。 うーん、可愛いんだけど可哀想なミナミヌマエビ。

▲抱卵した卵が孵化する瞬間のミナミヌマエビ

最後に！ミナミヌマエビも可愛いですよ！

インディアン クラススラの森でミナミヌマエビがツマツマ食事中。 pic.twitter.com/HdgnAqI8kN

— 大分めだか日和 (@oitamedakabiyor) 2017年5月19日

▲餌を食べてるミナミヌマエビ

先にあげた性質上、ミナミヌマエビは、軽んじられる事が多いですよね。もちろん、低価格でお馴染みのエビなんでしょうが無いところもあります。ただ、普通に飼育している分にも可愛いですよ！という のを私は言いたかっただけです。我が家では、水槽のコケ取り＆メダカの残り餌処理、ボトルアクアリウムの住人として活躍してくれています。

コケや餌をツマツマしている姿や卵を抱卵している姿、産まれてきた小さな稚エビとミナミヌマエビだけでもけっこう楽しめますので皆さんもミナミヌマエビ自体を飼育することにスポットをあててみては いかがですか(*^^*)（今回の記事は、別にミナミヌマエビを餌にするなとか、パイロットフィッシュにするなとかそういう意味ではないので勘違いなさらないように・・・。そういった存在も必要ですからね。 魚で言えばアカヒレなんかがそう？）

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