メダカの卵の取り方(採卵の方法)といってもわりといろんな方法があります。今回は、そんなメダカの卵の取り方について紹介してみます。
メダカの卵を取ってみよう(採卵してみよう)
メダカのは、水温や日照時間などの条件が整えば年中卵を産んでくれます。繁殖は簡単です。ただし、自然に産み付けられたメダカの卵は、親メダカや成魚の
餌になってしまうし、もし卵が孵化しても泳ぎ回っているメダカの赤ちゃん(針子)は簡単に成魚に食べられてしまいます。
もちろん、放っておいても針子から無事成魚まで成長するメダカもいますが、それでは繁殖させるにはあまりにも効率が悪いです。今一度メダカの卵の取り方から
しっかり考えて効率よくメダカを繁殖させる方法を考えてみましょう。
メダカの卵を取る:水草や水草の根に産み付けたものから
初心者の般的な卵の取り方はこれからもこれからもしれません。水草を入れておけばメダカは卵をどんどん産み付けます。ホテイアオイやマツモなどがその代表格とも
いえますね。人工物など使わずに自然な景観を壊すこともありません。
水草を入れておき、卵が産み付けられたのを発見したら水草ごと移動するか、目視して指で卵をとっていくという方法です。
メダカの受精卵は簡単には潰れませんから指で
採卵しても平気です。
この方法はお手軽だけどデメリットもあります。まずは、マツモなどの水草に産み付けられた卵が発見しづらいということです。ふさふさの水草のどこに卵があるのか
よーく見ないと発見できません。またはよーくみても発見できません。ホテイアオイなどは根に産み付けられますが、浮き草の根はだいたいもじゃもじゃしている上に、
卵の色と根の色が似ていたりするため、これまた発見しづらいです。さらにいうと、全部の卵を回収しようと思ったらやっぱり水草ごと移動することになるので
何回も卵を取りたいときは水草ごと毎回移動していたら、水草も移動先のスペースもいくらあっても足りないですよね。
人工の産卵床や棕櫚を使って卵を回収する
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メダカ飼育歴が長くなればこれが一般的な卵の取り方になると思います。人工の産卵床を使う方法です。卵トリーナなんてよく呼ばれてますね。これなら 安上りで小スペースでどんどん卵が取れます。効率よく採卵できますね。卵トリーナの数をたくさんもっていないなら、卵トリーナ産み付けられた卵だけ手で取って別容器に 移すなんてことも簡単です。おすすめはこの方法ですね。上の産卵床は当店で販売してますので、ぜひご利用ください(^^)/
筆や手で直接メダカのお腹から卵をむしり取る!
水草もない、人工の産卵床もない、メダカが卵をぶら下げてるけど産み付けるところがないという時に、どうしても採卵したいときの最終手段です(笑)
手で卵をとってもいいですが、筆などで取ってあげる方がまだ、メダカに対しての負担は減らせるかもしれせん。ただし、メダカを網で掬う必要がある
為、先にあげた二つの方法に比べるとメダカに対するダメージが大きいです。
人間の体温ですらメダカにとっては熱い為、人の手がメダカに直接触れるとメダカには大変な負担がかかります。やっぱりこれはあまり積極的に行いたくはない卵の取り方ですね。どうしても
直接卵を取りたいのなら下の動画のように網(タモ)越しに取ってみるほうがいいですね。
バケツなどに親メダカごと移動して卵を産み落とすのを待つ
メダカは、水草などの産卵床になるものに卵を産み付けますが、何も産み付けるものがなければ、よく下にそのまま卵を落としています。 無精卵でも有精卵でもよく落とすので、この方法なら先ほどの手で直接卵を取る方法よりメダカに対するダメージは減らせますが、卵をずーっと抱いたままのメダカもいますし、 卵が落ちたら落ちたですぐに、親メダカが食べてしまう場合がありますので、親メダカに対するダメージは減らせますが、 卵の回収率を考えるとどうしても万全とは言えません。
メダカの卵の取り方(採卵方法)まとめ
このようにメダカの卵の取り方をいくつかあげてみましたが、やっぱり一番効率よく採卵できるのは人工の産卵床をたくさん持ってて卵を産み付けたら
産卵床ごと移動するというのが一番効率的なのではないでしょうか。ちなみに、低床などを敷いていない場合は、産卵床を使っていても、底面に落ちている卵が
結構発見できるのでスポイト(下にリンクを載せておきます)などがあれば、より取りこぼしなく卵を回収できます。
特に高い価格で購入したメダカの初回の採卵などはどうしても無駄なく卵を取りたいですからね。ベテランさんのお役には立てない内容でしたが
メダカ飼育初心者さんのお役にたてれば幸いです(^^採卵だけでなく繁殖のことについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。▶メダカの繁殖(メダカの産卵、卵の孵化を成功させる手順)
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